花巻東、快勝で甲子園王手 プロ注目の佐々木麟太郎は3安打1打点で打線けん引

[ 2023年7月24日 12:36 ]

第105回全国高校野球選手権岩手大会・準決勝   花巻東10―4盛岡一 ( 2023年7月24日    きたぎんボールパーク )

<岩手大会準決勝 花巻東・盛岡第一>初回、安打を放つ花巻東・佐々木麟(撮影・郡司 修)
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 高校通算本塁打140本を誇り、今秋ドラフト1位候補の佐々木麟太郎内野手(3年)を擁する花巻東が、快勝で夏は19年ぶりの甲子園へ王手をかけた。

 「3番・一塁」で出場した佐々木麟は3安打1打点1四球で打線をけん引。初回の第1打席で3試合ぶりとなる右前打を放つと、第2打席は3回無死二塁からうまく変化球を中前に運び、リードを2点に広げる適時打に。今大会初打点を記録し、一塁上では手をたたきながら喜びを表現した。5回の先頭でも中前打を放ち猛打賞を達成した。

 1点を追う7回無死一、二塁の第4打席ではニゴロとなり、併殺かと思われたが失策を誘い無死満塁に。この回は打者一巡して第5打席は申告敬遠で出塁するなど、一挙7得点での逆転につないだ。

 佐々木麟は初戦こそ1安打を放っていたが、3回戦は大会前に痛めた背中の張りの影響でベンチスタート。2試合ぶりの先発出場となった準々決勝は2打数無安打1四球だった。

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