連夜のサヨナラ負けに凍り付くベンチ 藤本監督は放心状態 今後も難敵…25日は由伸、26日は宮城か

[ 2023年7月24日 21:55 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1―2ロッテ ( 2023年7月24日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>9回、角中にサヨナラ2ランを浴びガックリの藤本監督(右)(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクは24日、ロッテに1―2で逆転サヨナラ負け。2試合連続で悪夢のようなサヨナラ負けを喫し、球団記録の15連敗(1分け挟む)を喫した1969年以来54年ぶりの12連敗となった。

 “令和の怪物”佐々木朗希投手(21)から初回に1点先制。だが、その後はお互い得点がなく、1―0のまま9回を迎えた。

 藤本博史監督(59)はここで迷わず、ここまで16セーブを挙げている守護神ロベルト・オスナ投手(28)を3番手として投入。オスナは先頭のポランコにいきなり右翼線二塁打を許したが、1死三塁で岡の投ゴロを処理し、飛び出していた三走・小川(ポランコの代走)を三本間に挟んで自らタッチアウト。オスナの投手らしからぬ体を張ったプレーはロッテのリクエストによるリプレー検証でも判定覆らず、2死一塁となった。

 この時点で勝利まであと1死。DHの近藤や、すでに途中交代していた柳田らベンチにいるソフトバンクナインの表情も緩み始めていた。だが、ロッテの吉井理人監督(58)はここで和田の代打に36歳のベテラン、角中を起用。角中は初球ファウルのあと、オスナが2球目に投げた高めへの152キロ直球を完璧に捉えた。

 打球は右翼スタンドへ一直線。打った瞬間それと分かる当たりにマウンドのオスナは両手を膝につき、捕手の甲斐はぼう然と打球が消えた方向をただ見つめるばかりだった。

 ベンチでは連夜の悪夢に藤本監督が放心状態。7回4安打無失点と好投しながら、今季4勝目が一瞬で吹き飛んだ石川は必死に前を向くように一瞬微笑みを浮かべたが、近藤らの表情は凍り付いたまま。三塁を守っていた川瀬は崩れ落ちてグラウンドに両手をつき、角中がダイヤモンドを一周して歓喜のホームインをするまで微動だにできなかった。あまりに厳しい、そして悲しい勝者と敗者のコントラストだった。

 これでソフトバンクは12連敗。25日からは敵地・京セラドームに移動し、リーグ3連覇を目指して今季も首位に立つオリックスと2連戦を戦う。

 25日のオリックス先発投手は昨季までNPB史上初の2年連続投手4冠に輝き、今季もここまで両リーグ単独トップの9勝&防御率1・74を誇る球界のエース、山本由伸投手(24)。また、26日の第2戦は山本と同じくWBCメンバーの宮城大弥投手(21)が先発することが予想される。

 宮城は今季ソフトバンク戦で2度先発し、2試合計16回を投げて1失点(自責1)と対戦防御率0・56。ソフトバンクにとっては佐々木朗に続いてなおも“難敵”が続くが、声をからして応援する全国の鷹党のためにも何としても白星をもぎ取りたいところだ。

続きを表示

この記事のフォト

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2023年7月24日のニュース