オリ 4戦連発!セデーニョ弾出れば7連勝「最高です」 ほっと神戸では初の開幕5戦全勝

[ 2023年7月24日 06:00 ]

パ・リーグ   オリックス7―5日本ハム ( 2023年7月23日    ほっと神戸 )

<オ・日>ヒーローの紅林弘太郎(左)とセデーニョは5連勝ポーズ(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 まだ明るさが残る神戸の空に特大の花火が打ち上がった。前売り完売、3万3950人の大観衆を喜ばせたのは7試合連続でオリックスの4番に座る怪力助っ人・セデーニョだ。7回1死満塁から紅林の右前適時打で2点を勝ち越し、なお二、三塁から2番手・玉井の外角カットボールをジャストミート。左中間席へ軽々と運ぶ4試合連発の7号3ランで試合を決めた。

 「最高です。最低限、犠飛を打とうと思っていた。しっかり捉えることができた。(4戦連発は)初めてだと思う」

 一塁を回ったところで右の拳を握ると、お決まりのステップを踏んでからホームイン。ベンチ前では両手を頬につけるパフォーマンスも披露した。

 オリックスの4戦連発は17年ロメロ以来。これで7月は出場13試合で打率・362、7本塁打、22打点と手がつけられない。球宴期間中に沖縄旅行でリラックスできたことも好調持続につながった。
 一発が勝利に直結している。本塁打を放った試合は7戦全勝。首位快走のチームを支えている。

 「一生懸命にプレーすることだけに集中して、1軍でプレーさせてもらえている。チャンスをもらっているので、今は凄く楽しんでいる」

 これでチームは今季、神戸で5戦全勝。5連勝で貯金を今季最多19とし、4カ月連続の月間勝ち越しも決めた。試合後には勝利を祝うように2000発の花火が打ち上げられた。

 頼もしい大砲に中嶋監督も「追加点が欲しいところ。非常に大きい本塁打だった」と目を細める。5月まで育成選手だった男が、今やリーグ3連覇へ欠かせないピースになった。(中澤 智晴)

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月24日のニュース