広島・末包が貴重な追加点もたらす適時打　新井監督「成長している」4試合ぶりの先発起用に応えた

セ・リーグ   広島3ー1巨人 （ 2023年6月24日    マツダ ）

4回1死一、三塁、広島・末包は左前に適時打を放つ（撮影・奥　調）
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　広島・末包が4試合ぶりの先発起用に応え、貴重な追加点をもたらした。西川の右翼線三塁打で2―0とした4回、なお1死一、三塁で左腕メンデスのチェンジアップを左前へ運んだ。

　「追い込まれたので三振だけはしないように食らいついた」
　今季初の適時打でリードを広げて勝利に貢献。13日に今季初昇格してから先発では2試合連続の打点を挙げるなど、打率4割が光る。一方で6回1死一、二塁で右腕の鈴木康から喫した3球三振について「あの三振をすると、右投手には使えないイメージを持たれる」と猛省した。

　1軍定着を期し、脱力を意識して逆方向への打撃を心がける2年目の大砲候補。新井監督も「ゲームの中で結果を出してくれているし、成長していると思う」とうなずいた。