阪神・佐藤輝　降格即2軍中日戦出場で3安打記録　2年ぶり2軍落ちから再出発

ウエスタン・リーグ   阪神―中日 （ 2023年6月25日    ナゴヤ ）

＜ウエスタン　中・神＞　2回、先制のホームを踏んだ佐藤輝はナインとタッチをかわす（撮影・大森　寛明）
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　2軍降格即「5番・三塁」で出場した阪神・佐藤輝が、3安打を記録した。

　1打席目に早速快音を響かせた。2回先頭で中日の育成右腕・アルバレスが初球に投じた145キロ直球を一閃。高々と舞い上がった放物線が中堅フェンスの最上部に直撃し、三塁打とした。

　5回先頭の3打席目では日本ハムから移籍してきたばかりの左腕・斎藤から中前打。8回先頭の5打席目には砂田に詰まらされながらも遊撃への内野安打で出塁した。3回先頭で中飛にたおれた2打席目も、フェンスの手前ギリギリまで到達する大飛球だった。

　24日DeNA戦で今季4度目の先発落ちし、出場機会なくそのまま降格となった。38打点こそリーグ6位でも打率・229に低迷。16日のソフトバンク戦では自己最長のトンネルを抜ける95打席ぶりの9号を放ち、左打者では球団初の新人から3年連続2桁本塁打を目前にしながら1年目の21年9月以来の2軍再調整となった。