楽天が交流戦4シーズン連続で黒星発進 浅村の2本塁打も空砲に

[ 2023年5月30日 22:11 ]

交流戦   楽天2―3DeNA ( 2023年5月30日    楽天モバイルパーク )

<楽・D>9回、この試合2本目となるソロを放つ浅村(撮影・光山 貴大)
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 楽天・浅村の2発も空砲に終わった。今季の交流戦の初戦となるDeNA戦で今季2度目となる1試合2本塁打をマークしたものの、チームは1点差で競り負けた。

 1本目は0―0の2回。先頭で相手先発・今永の高めに浮いたスライダーを弾丸ライナーで左翼席にたたき込む先制の9号ソロを放った。2点を追う9回には1死走者なしで内角寄りの直球を再び左翼席へと運んだ。両リーグ最速で10号に到達するのは20年以来、3年ぶりで「今日は自分のスイングができた」とうなずいた。

 ただ、チームは痛恨の逆転負け。先発の則本は6回で9安打を浴びながら2失点(自責点0)と粘ったが、1点ビハインドの9回に4番手の西口が牧にダメ押しソロを浴びて突き放された。

 交流戦は18年から4シーズン連続(20年はコロナ禍の変則日程で実施されず)で黒星スタートとなり、チームの借金は10に逆戻り。石井監督は「則本はボール先行であまり良くはなかったけど、何とか試合に見えるように投げてくれた。(打線は)ちょっと苦しんでいたかな」と淡々と振り返った。

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