巨人ドラ2萩尾 デビューから2戦目で1番初起用も2三振、途中交代 原監督は「必要な選手」

[ 2023年5月30日 21:40 ]

交流戦   巨人1―2ロッテ ( 2023年5月30日    ZOZOマリン )

<ロ・巨>険しい表彰の原監督(撮影・長久保 豊)
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 巨人のドラフト2位ルーキー、萩尾匡也外野手(22=慶大)が交流戦開幕となったロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ初のスタメン1番に入ったが、3打数無安打2三振。1点を追う8回には代打・丸を出されて途中交代となった。

 萩尾は28日に初めて出場選手登録され、同日の阪神戦(甲子園)で即「7番・中堅」に入って初昇格初出場初先発。8回に先頭打者として入った第3打席で相手先発右腕・才木の外角低め直球を三遊間に弾き返してプロ初安打をマークした。

 この日はデビューから2試合連続スタメンで初めて1番に入ったが、初回の第1打席は相手先発右腕・西野の外角低め、ボール球のスライダーに空振り三振。0―1で迎えた3回は1死一、三塁の同点機で第2打席に入ったが、初球の高めシュートで浅い右飛に打ち取られ、走者を同点のホームへ迎え入れることができなかった。

 0―2で迎えた6回には先頭打者として第3打席に入ったが、西野の外角スライダーに空振り三振。1―2で迎えた8回、マウンドが2番手右腕・沢村に代わると、1死走者なしの場面で代打・丸が出されて交代となった。

 試合後、萩尾の1番起用について聞かれた原辰徳監督(64)は「やっぱりいい成績で上がってきているわけだし、必要な選手だと思っているんでね」とコメント。

 3回の打席については「それは、そういうことを言い出すと大変よ。(なんでもできたら)みんな神様みたいなプレーヤーになる」と苦笑いを浮かべつつルーキーをかばっていた。

 【萩尾匡也の1軍全打席】
5月28日 ●1―4阪神(甲子園) 中飛、空三振、左安
5月30日 ●1―2ロッテ(ZOZOマリン) 空三振、右飛、空三振

 

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