交流戦も猛虎襲来!16年ぶり9連勝&球団最多タイの月間19勝 村上も西武に雪辱投球果たす

[ 2023年5月30日 20:36 ]

交流戦   阪神3-1西武 ( 2023年5月30日    ベルーナD )

初回無死三塁、先制のホームを踏んだ近本を笑顔で迎える岡田監督(撮影・大森 寛明)
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 貯金17を蓄えてセ・リーグ首位を独走する阪神は、交流戦開幕の30日は敵地で西武との一戦に臨み、快勝した。これで今季最長を更新する9連勝。07年に10連勝して以来、16年ぶりの大型連勝となった。

 打線が初回に電光石火の先制劇を見せる。西武のアンダースロー腕・与座から先頭・近本が初球を右翼フェンス直撃となる三塁打。さらに2番・中野が3球目の直球を今度は右翼線へ落とす適時三塁打と、わずか4球で先制点。初回に2点を奪うと、5回にはノイジーの適時打で追加点。先発の村上を援護した。

 21年5月30日に、当時はメットライフドームの名称だった同球場で西武相手にプロ初登板初先発した村上は3回途中5失点で降板。ほろ苦いデビュー戦からのリベンジを誓ったマウンドは、成長を見せる登板ともなった。

 3回に若林に適時打を許した以外は、ピンチを広げることなく落ち着いて投球。8回まで4安打1失点、9奪三振と文句なしの内容を見せた。この日で再び規定投球回にも到達し、防御率1・41でリーグトップに浮上した。

 9回は湯浅が締めて、交流戦も快勝発進となった。これでチームは5月は月間19勝(4敗)。球団最多タイ記録(64年8月、68年8月以来3度目)に並ぶ快進撃で、31日には新記録を掛けて西武戦を迎える。

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