【阪神・村上と一問一答】4回のピンチで元同僚・陽川封じ「すごいバッターなので、怖かったですけど」

[ 2023年5月30日 20:58 ]

交流戦   阪神3-1西武 ( 2023年5月30日    ベルーナD )

笑顔でナインを迎える村上(撮影・大森 寛明)
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 貯金17を蓄えてセ・リーグ首位を独走する阪神は、交流戦開幕の30日は敵地で西武との一戦に臨み、快勝した。これで今季最長を更新する9連勝。07年に10連勝して以来、16年ぶりの大型連勝となった。

 先発・村上の好投が光った。21年5月30日に、当時はメットライフドームの名称だった同球場で西武相手にプロ初登板初先発した際は3回途中5失点で降板。ほろ苦いデビュー戦からのリベンジを誓ったマウンドは、成長を見せる登板ともなった。

 3回に若林に適時打を許した以外は、ピンチを広げることなく落ち着いて投球。8回まで4安打1失点、9奪三振と文句なしの内容で5勝目を挙げた。この日で再び規定投球回にも到達し、防御率1・41でリーグトップに浮上した。

 以下、ヒーローインタビューの村上と一問一答。

 ―交流戦初戦もナイスピッチングだった。
 「初戦ということでチームを勢いづけられるような投球をしたいと思っていたので、できてよかったです」

 ―勢いづけられる投球内容でもあった。
 「自分はコントロールでやっていっているので、そこがいかせたのはよかったです」

 ―ピンチは1点差の4回だった(先頭に外崎に二塁打を浴びた)。
 「1点差ということで、ここはしっかり0点で抑えたいと思った。抑えられたのはよかった」

 ―3アウト目は前阪神の陽川だった。
 「陽川さんはすごいバッターなので、怖かったですけど、しっかり抑えられてよかったです」

 ―きょうも淡路島の先輩、近本の三塁打から始まった。
 「近本さんは本当に“勝手に”打って、走って、やってくれているので、いつも助かってます」(観客席からは笑いも)

 ―この球場には思い出がある。
 「ちょうど2年前と同じ日に投げさせてもらえるということで。少し緊張はしたんですが、良い投球ができてよかったです」

 ―苦いマウンドだったが、きょうは。
 「嫌な球場だったんですが、本当に良い球場になってよかったです」

 ―チームは9連勝。
 「これはファンの皆さんのおかげだと思うので、これからも、もっともっとすごい応援をよろしくお願いします!」

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