阪神が9連勝 球団タイの月間19勝に岡田監督 「まあ普通にやるよ」あくまで自然体で

[ 2023年5月30日 21:31 ]

交流戦   阪神3―1西武 ( 2023年5月30日    ベルーナD )

<西・神>試合に勝利した岡田監督は笑顔(撮影・岸 良祐)
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 阪神は交流戦初戦も投打が噛みあい、最高の形でスタートした。先発した村上が8回4安打1失点、9奪三振、無四球で西武を封じこめると、打線も初回にいきなり近本、中野の連続三塁打で先制するなど、主導権を握った。16年ぶりの9連勝に、55年ぶりの月間19勝に岡田監督も「まあ普通にやるよ」とチームの力で勝利を狙う構えを強調した。

 
 ――いい形で先制したが。
 「うーん。最初なあ。おーん。(階段を上がってきたところで)暑う、汗かくな。うん。わからんピッチャーやからな。まあ初球。久しぶりに打ったな、近本も」

 ――しっかり準備ができていた。
 「いや、まあ、そらミーティングしたけどな。まあ、なかなか初めてのピッチャーを初球から難しいけど。手出たんやろうな。自然と」

 ――クイックで投げていたが。
 「あっ。まあ、それはもう任しているから」

 ――そのあと相手投手も持ち味を出して投げていた。
 「やっぱり、なかなか初めてでなあ。うーん。そら、むこうもそうやけど、攻略するのは難しいわな、なかなかな」

 ――ノイジーも3打席目に対応した。
 「おーん。そら慣れやで。あのカーブみたいなな、スライダーな」

 ――9番にしっかりバントさせて。
 「いやいや、それはもう予定どおりよ」

 ――村上は安心してみられた。
 「完投さそかなと思ったけどな。最後、ちょっと力振りしぼっとったからな。愛斗のところか」 

 ――中盤以降の方がリズムが良かった。
 「おーん、途中からの方が良かったな。まあ今日はちょっとカーブがな。2球とも打たれたよな。ちょっと抜けが悪かったみたいやから。あんまりカーブは使わんかったからな」

 ――9連勝はなかなかない。
 「まあ、そらなかなかないやろ」

 ――9回は湯浅。
 「予定通りやん」

 ――岩崎も両方?
 「いや岩崎は全然やってなかったやろ?だから右が多いからな、打線なあ、左の代打言うても、あと栗山ぐらいやからなあ」

 ――岩崎はコンディション面ではないか。
 「ちゃうちゃうちゃうちゃう、全然。ええ球場やろ」

 ――後ろは固定せずに。
 「いや、だから、湯浅がな、今日のボール見たらだいぶ戻ってきてるけどなあ、おーん。だから1、2、3回目かなあ、今日は一番良かったんちゃう、ボール自体はなあ。だからホントにそないして、戻れば湯浅後ろでええわと思うけどなあ」

 ――前川は内容的にはどうか。
 「1打席目はちょっとなあ、力入り過ぎてあれやったけど、まあ、その後は別に内容的には悪ないと思うで」

 ――交流戦はDHもあって、交代が少ない。
 「審判が、初めてですねっていうとったわ。だから交代がないから審判が『初めてですね』っていうとったということや。そういうことや。まあDH制になるとな、なかなか、まああっこ出たら代走でもう1点取りに行こうと思ってたけどなあ、前川のとかな」

 ――逆に言えば守備固めを出す必要がない。
 「そうやな、別に島田頭いけばなあ、守備固めいく必要はないしな」

 ――佐藤輝はしっかり守った。
 「守りだけなあ、守っただけやんか(笑)」

 ――交流戦初戦を取れた。
 「そうやなあ、分からんピッチャーな、最初の方はスコアラーも見てないからな、これが進んでいくとな、試合を見ていけるけど、まあそういう意味では、こんなアンダースローとか久しぶりやろ。みんな当たるの。セ・リーグにはいないタイプやもんなあ。まあなかなか難しいけど、まあな、少ないヒットでうまく点とっていかなあかんやろうな、この交流戦は。最初の方は余計に。相手も初めてと思うけど、こっちも初めてやからな」

 ――ロースコアで阪神らしい勝利。
 「まあな、3点あれば、村上1点取られたけどな、あとなんとか逃げ切れるみたいな感じは持っていたけどな。湯浅一人でいけたわけやからな」

 ――31、1日もローテ投手ではない投手が先発。
 「なあ。だからスコアラーも投げてるところ見てない。中継ぎで2回だけやろ、本田も。中6ってなってたけど中継ぎの中6やからな。ローテーションになっての中6ちゃうからな、なかなか難しいと思うけどな。まあなんとか攻略せんとあかんわな」

 ――31日、勝てば月間20勝。
 「おお。まあ普通にやるよ、普通に」

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