巨人・平内龍太 交流戦開幕投手でプロ初先発 2回4安打1失点で降板 2番手高橋へ元ドラ1リレー

[ 2023年5月30日 18:48 ]

交流戦   巨人―ロッテ ( 2023年5月30日    ZOZOマリン )

<ロ・巨>2回、田村に先制ソロを浴びた平内(撮影・西川祐介)
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 巨人の3年目右腕、平内龍太投手(24)が交流戦開幕となった30日のロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ初となる先発登板。2回4安打1失点でブルペンデーのオープナーとしての役割を終えた。

 亜大から2020年ドラフト1位で巨人入りし、今季がプロ3年目。ここまで全てリリーフ登板だったが、今季6試合目、通算62試合目でプロ初となる先発機会がやって来た。

 23日のDeNA戦(東京D)では、3回5失点KOされた先発右腕・赤星の後を受けて2番手として登板し、3回1安打無失点。そこから3試合連続無失点中で、リリーフ登板した27日の阪神戦(甲子園)から中2日での先発に「走者を出しても慌てず、より丁寧に投げるくらいの気持ちです」と話していた。

 その言葉通りだった。初回いきなり2安打され、昨季まで同僚だった4番・ポランコを四球で歩かせて1死満塁とピンチを招いたが、5番・安田を初球スプリットで二ゴロ併殺打に仕留めて無失点で立ち上がった。

 だが、0―0で迎えた2回だった。2死から8番・田村にカウント2―2から投じた5球目、外角直球を右翼ラッキーゾーンへ叩き込まれて失点。先制を許した。

 続く9番・和田には初球をセーフティーバントされ、自ら素手で処理したが間に合わず、2死一塁。だが、ここは和田の二盗を大城卓の肩で阻止してこの回を終わらせた。

 平内の役割はオープナーのため、この回限りで降板。3回からは、この日の試合前に出場選手登録されたばかりの2018年ドラフト1位左腕・高橋が2番手として登板している。

 平内の投球内容は2回で打者9人に対して28球を投げ、4安打1失点。奪三振はなく、与えた四球は1つ、直球の最速は152キロだった。

 ▼平内 (初めての1軍先発で)練習からいつも通りの感じでブルペンからマウンドに上がれました。(交流戦で)あまり対戦しない相手で少し探りながらいってしまった。逆転してくれるようにベンチから応援します。

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