ロッテ・沢村 古巣巨人戦初登板で1回零封 坂本との「胸熱」88年組初対決も

[ 2023年5月30日 22:35 ]

交流戦   ロッテ2―1巨人 ( 2023年5月30日    ZOZOマリン )

<ロ・巨>8回2死一塁、秋広から三振を奪いガッツポーズの沢村(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの沢村拓一投手(35)が、8回から古巣・巨人戦に初登板。打者4人を相手に無安打無失点に抑え、チームの交流戦白星発進に貢献した。

 「どこが相手だろうとも、自分のやるべきことは変わらないし、千葉ロッテのために投げていく姿勢というのは変わらないので、一つ一つの積み重ねだと思います」

 わずか1点リードの8回に2番手として登板。先頭の門脇を遊ゴロ、続く代打・丸を空振り三振に仕留めて2死を奪うと、打席に坂本を迎えた。2010年ドラフト1位で巨人に入団し、20年に香月との交換トレードでロッテに移籍するまで苦楽をともにした同学年の盟友に8球粘られた末に四球を与えたが、続く秋広をスプリットで空振り三振。拳を握り、雄たけびをあげた。

 バトンを託した益田は9回をしっかりと抑え、チームは首位をキープ。「どんな勝ち方でも勝ちは勝ちなので、自分が抑えてチームが負ければそれは悔しいし、どれだけチームに献身的な姿勢で取り組めるかっていうのが一番大事だと思います」と胸を張った。

 沢村VS坂本の注目対決に、SNS上では「胸熱すぎる」「88年組対決はシビれるね」「この対決が見れる日が来るとは」などといったコメントが相次いだ。

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