西武―阪神戦前に田淵幸一氏の殿堂入りセレモニー「感無量です」

[ 2023年5月30日 19:09 ]

交流戦   西武―阪神 ( 2023年5月30日    ベルーナドーム )

<西・神>殿堂入りセレモニーで松井監督(左端)、岡田監督(右端)から花束を贈られ笑顔の田淵氏 (撮影・白鳥 佳樹)
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 試合前、田淵幸一氏(76)の野球殿堂入りセレモニーが行われた。阪神、西武で通算474本塁打を放つなど活躍した田淵氏は松井稼頭央監督(47)と阪神岡田彰布監督(65)から花束を受け取り、場内は拍手に包まれた。

 田淵氏は「感無量です。コロナの影響でパーティなどができなくなってしまって、もうすっかり忘れていた頃にこうして西武さんに声をかけていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。また、西武、阪神の両チームの監督から祝福を受けられたのは、本当にラッキーだったなと思います。ファンの皆さまの前であいさつもできて、心の引っかかりがすっと取れました。素晴らしい賞をいただいた感動を、やっと今、実感できました。この球場では6年間プレーしましたが、いろいろなことが起きたなあと思い出しながら、今日あの場に立っていました。久しぶりにドームに来たけど、本当にきれいな球場になったね!多摩湖のほとりを見て“トレーニングで走ったなあ”と思い出していました。ファンの皆さまは本当に最後まで応援してくださる。当時の声援が今でも耳に残っています。一喜一憂しながらも、ぜひ野球ファンを最後まで続けていただきたいです」とコメントした。 

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