阪神・中野　“侍戦友”朗希撃ち任せろ!!　6・4対決濃厚「負けないように」まずは獅子狩りで勢いつける

＜セ・パ交流戦会見＞トークショーに参加した阪神・中野（撮影・島崎忠彦）
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　阪神・中野拓夢内野手（26）が29日、都内で「日本生命セ・パ交流戦」開幕記者会見に出席し、ロッテ・佐々木朗との対決に闘志を燃やした。トークショーで「対戦したい投手」に佐々木朗の名を挙げ「侍ジャパンでも一緒。負けないように、打てるように頑張る」ときっぱり。降雨中止等による変更がなければ6月4日に甲子園で激突する。ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で共に頂点をつかんだ戦友を撃ち、さらなる上昇気流に乗る。

　「過去にも対戦したけど、日本を代表する投手なので、そういった投手と対戦できれば自分も（リーグ戦再開後の）後半戦に入る上で自信になる」

　WBC1次ラウンド第3戦のチェコ戦（東京ドーム）。佐々木朗が先発した試合で、中野も同じく遊撃で先発した。世界舞台にも臆さず「（佐々木朗は）強気のピッチングで攻めていた」と回想。過去2年、交流戦での対戦は計5打数1安打。攻略には至っていないが、濃い1カ月余りの日々を一緒に過ごした経験値は、ここぞで必ず生きる。

　「チームとしていい流れできている。初回の入り、ワンプレーを大事にしていきたい」

　30日から開幕3連戦を戦う西武戦では、過去2年で計25打数10安打の打率・400。圧倒的好相性を引っさげ、まずは獅子狩りからパ・リーグ制圧への一歩を踏み出す。（八木　勇磨）