カブス・誠也 自身最重量106キロボディーで柵越え連発 「今はWBCのことしか頭にない」

[ 2023年2月22日 02:30 ]

ライブBPで安打性の打球を放つ鈴木(撮影・光山 貴大)
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 デカい。明らかにたくましくなった体でカブス・鈴木が快音連発だ。初日に早速行われたライブBPでは97マイル(約156キロ)の直球にも対応して4打数2安打。今月上旬からキャンプ地で練習を続け「バットを振ったりはいつもより早い時期からやってきた」。フリー打撃では25スイングで3連発を含む8本の柵越え。ドジャースから加入した19年MVPの強打者ベリンジャーも、鈴木の強烈な打球に驚きの表情だった。

 オフの期間に10キロ増量して現在、自身最重量の106キロ。「そんなに大きくするつもりはなかった。トレーニングしてたら勝手に増えちゃった」と笑ったが、上半身、下半身ともユニホームははち切れんばかりに「ぴちぴち」だ。自身が憧れるエンゼルスの大砲のようなシルエットの「和製トラウト」。そんな鈴木の思いは早くも日本に飛んでいる。

 「今はWBCのことしか頭にない。なるべく早く帰れるようにしたい」。宮崎合宿の様子は動画配信でチェック。大谷やダルビッシュとも連絡を取り合っているという。「凄い選手たちと一緒にできて、凄い選手たちと対戦できる。楽しみでしかない」。JAPANのユニホームに身を包む日が待ち切れない様子だった。(メサ・笹田幸嗣通信員)

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