巨人ドラ5・船迫 「原タワー」で武田一浩氏からカット伝授 呼び出しに「怒られるのかなと」

[ 2023年2月22日 05:22 ]

巨人・船迫(左)は、武田一浩氏(中央)、原監督から変化球のアドバイスを受ける(撮影・西川 祐介)
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 巨人のドラフト5位・船迫(ふなばさま=西濃運輸)が思わぬ場所で秘球を伝授された。挟殺プレーの練習後、原監督に通称「原タワー」に呼ばれ「怒られるのかなと。変なドキドキ感があった」。その上で行われたのは、視察に訪れていた野球評論家・武田一浩氏のカットボール塾だった。

 この球を日本球界に浸透させたと言われる武田氏が教えたのは、一般的なカットボールとは逆方向の外側に向けて指を“切る”投げ方。「今までと逆の投げ方。難しい。練習して自分のものにできたら」と意欲を語った。

 現役選手では異例の「原タワー」を経験した即戦力候補。22日のキューバとの練習試合を皮切りにスタートする対外試合に向け、「追い込んでからのボールの質をテーマに」と掲げた。(小野寺 大)

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