巨人・亀井コーチ「ひとつだけ言いたい」 三塁コーチャーとして切実な思い明かす

[ 2023年1月14日 21:08 ]

巨人・亀井打撃コーチ
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 巨人の亀井善行打撃コーチ(40)が14日、ニッポン放送「ラジオペナントレースNEXT powered byニッポン放送ショウアップナイター」(土曜後5・50)にゲストとして生出演。三塁コーチャーの立場から感じる切実な思いを明かす場面があった。

 「まるごと!ジャイアンツSP」と題して生放送となったこの日、井森美幸(54)ら熱烈な巨人ファンのタレントが集結するなか、山口鉄也投手コーチ(39)とともに登場。そのなかで「サードコーチャーで一番やらかしてしまったことがあれば教えてください」というリスナーからの質問があった。

 これに「まだないっすね」と爽やかな声で受けた亀井コーチ。だが、続けて即座に「ないっすけど…。ひとつだけ言いたいのは、大城、足速くなってほしい」と大城卓三捕手(29)への切実な願いを口にし、G党タレントたちの苦笑い&爆笑を誘った。

 2021年限りで現役を引退し、指導者として1年目だった昨季は外野守備兼走塁コーチとして当初は一塁コーチャー、途中から元木大介ヘッドコーチの代わりに三塁コーチャーを担当した。「元木コーチ…。えー…ワタクシ…。2回ずつ大城でホームアウトになってるんですよ…」。現役時代に俊足で鳴らした亀井コーチ。ホームに走者をツッコませるかどうかは「だいたいある程度決まってて」としたうえで「ノーアウトはだいたい止めるんっすね。で、1アウトは状況(による)。2アウトはだいたい(腕を)回すんですよ。で、(大城が走者の時は)だいたい2アウトなんで回すんですよ。でも、ほかの選手の時はだいたいセーフなんですけど………。アイツ、絶対アウトになるんですよ…」と悲しそうな声で“嘆き節”を放った。

 とはいえ、もちろん、大城が一生懸命に全力で走っていることは亀井コーチも百も承知。ベンチに帰った後も「(大城本人も)分かっているんで何も言わない」といい、「彼も必死なんで。そこにキャッチャーだし。余計なこと(耳に)入れてね、リードのこともあるんでそういうことは言わない」とした。ここでG党の宮崎瑠衣(39)からも「ファンからもちょっと速くなってほしいな…みたいな…」と遠慮がちながら切実な声。さらに“止めてはいけないのか”という話には「結局、2アウトなんで。回さなきゃいけない。確実にアウトなやつ以外はだいたい回して。送球がそれることもあるんで。ヒット1本ってなかなか出ないんで」と話していた。
 

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2023年1月14日のニュース