日本ハム・生田目　流通経大時代に対戦重ねた田中正義と今度はチーム内競争だ

ブルペンで投球練習する生田目（撮影・沢田　明徳）
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　日本ハム・生田目が大学時代のライバルと再び競い合う。ソフトバンクにFA移籍した近藤の人的補償で田中正が新加入。生田目は流通経大時代、同学年の創価大・田中と東京新大学リーグでしのぎを削り「向こうがだいぶ上でしたから、意識していなかったと言ったらウソになる」と当時を振り返った。

　ドラフト1位指名5球団競合で17年にプロ入りした田中正は未勝利。日本通運を経て2年後に日本ハム入りした生田目も通算1勝と、同じように大学の頃の輝きを失っている。「今年はもうやばい。危機感しかない」。食事制限による減量や加藤貴らとの走り込み中心の自主トレといった、これまでと違うオフを過ごし「（キャンプインの2月）1日に合わせます」と誓った。