西武ドラ1蛭間、“村神流”に挑戦 「握った感覚良かった」3冠王バットにモデルチェンジ

[ 2023年1月14日 05:20 ]

ティー打撃をする蛭間
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 西武のドラフト1位・蛭間(早大)が「ヤクルト・村上モデル」のバットに挑戦する。所沢市内の球団施設で行われた新人合同自主トレに参加した22歳は「トップが重すぎても振れない。ミドルバランスで軽めにしたい」と3冠王バットを発注したことを明かした。

 早大時代はDeNA・宮崎のモデルで84・5センチ、860~870グラムを使用してきたがミズノの本社で村上モデルに触れ「握った感覚が良かった」と挑戦を決意。先端がくり抜かれているため操縦性は上がる一方、飛距離が出にくい特徴もあるが「大学時代は短く持っていたけど長く持って試したい」と試行錯誤を重ねながら新たな“愛棒”を探していく。

 1年目から負けるつもりはない。外野のレギュラーに定着するため体調管理への意識も高く、プロ入り後は栄養士からの助言で1日の水分量を最低4リットルに設定している。「汗をかきやすいので夏にバテやすい。少しきついけど、今から練習していきたい」と蛭間。道具も体もプロ仕様に仕上げていく。(福井 亮太)

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2023年1月14日のニュース