WBCでも「大谷ルール」採用へ 「ワンポイント禁止」も導入 球数制限は変わらず

[ 2023年1月14日 05:00 ]

日本代表・大谷
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 3月のWBCで「大谷ルール」が採用されることが12日(日本時間13日)、正式に決まった。主催の大リーグ機構から出場全20チームに大会規定が通知された。「原則的に22年MLBルールに準ずる」と伝えられ、大リーグで昨季から導入された先発投手が降板後もDHで継続出場が可能になる同ルールも初めて採用される。

 大リーグで20年から導入された「ワンポイント禁止」も初めて採用される。投手は最低でも打者3人と対戦するか、そのイニングを完了するまで交代できない。タイブレークも大リーグ同様に、延長10回から無死二塁で始める。前回17年大会は延長11回から無死一、二塁で始めていた。

 球数制限についてはこれまでの大会同様となった。1次ラウンドは65球、準々決勝は80球、準決勝以降は95球を超えて投げることはできない。打席中に制限数に達した際は、その打席完了まで投球でき、敬遠の球数は含まない。3連投以上は禁止され、50球以上では中4日、30球以上では中1日の登板間隔を空けなければならない。

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2023年1月14日のニュース