広島・野村、5年ぶりに母校・明大で自主トレ 先発機会激減で今季は2勝 原点回帰で先発ローテ入り狙う

[ 2022年12月30日 05:00 ]

広島・野村
Photo By スポニチ

 広島・野村祐輔投手(33)が新春の自主トレ先に母校の明大を選んだ。今春までの4年間は故郷の倉敷市で始動しており、18年以来5年ぶりの原点回帰。「プロ1年目から(明大に)お世話になっている。もう一度しっかりやりたいなと思って」と語った。

 大学在籍時を含めると、11年間にわたって汗を流した勝手知ったる場所。「同級生に会う機会もあり、刺激をもらえたりする」。明大OBのプロ野球人では楽天の島内、阿部(中日からトレード移籍)と並んで最年長になり、意識して気持ちを奮い立たせる。

 「投手としてもう一度、一年間しっかり戦えるように」。12年に新人王、16年には最多勝、勝率1位に輝いた実力者も先発機会が激減し、今季は2勝。原点回帰することで心技体に磨きを掛け、先発ローテーション争いに再び名乗りを上げる。

続きを表示

2022年12月30日のニュース