阪神Jr サヨナラ勝ちで初優勝!石田が劇打、浅居がMVP

[ 2022年12月30日 05:15 ]

<巨人Jr・阪神Jr>延長8回2死満塁、サヨナラ打を放った阪神Jr・石田(中央・51番)はナインと初優勝を喜ぶ(撮影・郡司 修)
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 「NPB12球団ジュニアトーナメント2022」は29日、神宮で準決勝と決勝を行い、決勝は阪神Jrが延長8回2死満塁から石田修外野手(6年)の右越え打で巨人Jrを2―1で下し、初優勝を飾った。大会MVPには4戦2勝の浅居煌星投手(6年)が選ばれた。

 8回2死満塁。石田の打球が右中間に弾むとネクストバッターズサークルにいた浅居が真っ先に駆け寄った。「ナイスバッティング」。無得点なら史上初の両軍優勝となった熱戦をサヨナラで制し、全員で喜びをかみしめた。

 エースの浅居は楽天Jrとの準決勝は1点差に迫られた6回1死、決勝も同点の5回からと、1点も許されない状況でマウンドを守り抜いた。「俺についてこいという感じで投げられた」。4戦2勝で文句なしのMVP選出だ。今季限りで引退した糸井に憧れる阪神ファン。「阪神と巨人はプロ野球でも優勝を争うチーム。意識はしていました」。小学生の頂点を決める大会とはいえ、GTライバル決戦を制した浅居は満足そうだった。(伊藤 幸男)

 ▼巨人Jr・大橋叡刀(えいた)(準決勝は先発、決勝も2番手で登板し敢闘賞を獲得)諦めずに投げられたのは良かった。

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