阪神・岩貞、来季も熊本に勇気届ける 故郷で野球用品寄贈式に出席 先発再転向濃厚で「1勝10万円」に

[ 2022年12月30日 05:15 ]

熊本県益城町役場で寄贈式を行った岩貞(左)と益城町の西村博則町長(阪神タイガース程度)
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 阪神・岩貞祐太投手(31)が、故郷の熊本県益城町役場で行われた「野球用品寄贈式」に出席し、155万円相当の野球用品を寄贈した。

 「グラウンドに設備するテントや野球ボールなど必要な用具を準備した」

 16年4月14日に発生した熊本地震における復興支援として翌17年から活動を開始。今季は中継ぎとして開幕を迎え、計53試合に登板し2勝1敗、11ホールドの成績を残した。「1ホールド×5万円」設定で55万円。球団が社会貢献・慈善活動などに取り組んだ自チームの選手を表彰する「若林忠志賞」の活動資金100万円(21年オフに受賞)と合わせた金額で、今回初めて幼児用のティーボール打撃用セットも寄贈した。「(寄贈時は幼稚園だった)小学生が練習している。だったら、幼稚園生にできることはないかなと思って」と野球の底辺拡大にも目を向ける。

 来季は先発再転向が濃厚で1勝10万円に戻す予定。「やるからには目標設定を高くしてシーズンに入っていきたい」。2桁勝利はもちろん、今季を上回る“プレゼント”を目指す。

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2022年12月30日のニュース