エンゼルスは現時点でぜいたく税の基準額2億3300万ドルまであと約17億円

[ 2022年12月30日 09:18 ]

エンゼルスの大谷翔平
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 米移籍情報サイト「MLBトレードルーマーズ」が29日(日本時間30日)、23年はどのチームがぜいたく税を払うことになるかの記事を掲載。超過額が一番多く、基準額(2億3300万ドル/約310億円)を6000万ドル以上超えるのはメッツで、現時点でぜいたく税だけで1億1600万ドルも払うことになる。

 基準額を4000万ドル~6000万ドル超えるのはヤンキースで、現時点で2億9180万ドル。6000万ドル以上に迫っている。基準額を2000万ドルから4000万ドル超えるのはパドレスで現時点で2億6700万ドル。パドレスは3年連続で基準額オーバーゆえ、2億5300万ドルを超える分は62%の高い税率が課せられる。もしさらなる補強で2億7300万ドルを超えた場合は、超過分の税率は95%となる。

 超過分が2000万ドル以下なのはフィリーズ、ブレーブス、ブルージェイズの3球団。ブレーブスとブルージェイズは基準額を超えるのは初めてで、ゆえに超過分の税率は20%となる。現時点では基準額を下回っているが、今後超える可能性があるのは2億3290万ドルのドジャース、2億2000万ドルのエンゼルスとレンジャーズ、2億1400万ドルのカブス、2億1200万ドルのレッドソックス、2億900万ドルのアストロズ、2億800万ドルのジャイアンツ、2億500万ドルのホワイトソックスとなっている。

 エンゼルスはアーティ・モレノオーナーの方針で長年ぜいたく税を払ってこなかったが、球団売却の年に基準額を超える可能性が出てきた。「ジ・アスレチック」のエンゼルス担当サム・ブラム記者は先日さらなる補強点として、遊撃手、リリーフ投手、先発投手を挙げていた。

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2022年12月30日のニュース