松坂大輔氏 小学生の時は「バッターでプロに入るって…」投手としての才能を見抜いた恩師との再会に笑顔

[ 2022年12月30日 22:58 ]

松坂大輔氏
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 西武やレッドソックスなどで活躍し、日米通算170勝を挙げた松坂大輔氏(42)が30日放送のテレビ東京「ようこそ!再会の夜に。」(後10・00)に出演。恩師と24年ぶりに再会を果たした。

 番組内では、小学校の時に所属していた「東陽フェニックス」でコーチをしていた田尻さんと高校卒業以来24年ぶりに再会。当時の田尻さんについて、松坂氏は「こんなに怖い人がいるのか…っていうくらい、恐怖心もありながら当時は見ていた。無精ひげを生やされていて、それに常に黒いティアドロップ型のサングラスを外さない。口調もべらんめえ口調っていうんですかね。“てめえこの野郎”みたいな」と思い返した。

 投手としての才能を見抜いたのは田尻さんだったといい、松坂氏は「小学校の時から僕はバッターでプロに入るって考えていました」と回顧。当時について、田尻さんは「球速いんだもん。子供だから当然コントロール悪いよ?君は肩が強くて、レベルが違うもん」と小学生時の松坂氏を絶賛した。

 以前、田尻さんは散歩中の転倒により病院に搬送。打ち所が悪く医師から車いす生活になると告げられた。同時期に肘を痛め、手術を受けていた松坂氏からはグローブを贈られたといい、枕元に置いて厳しいリハビリに励んだという。懸命なリハビリの末にひとりで歩けるようになった恩師の姿に、松坂氏は「人の力を借りずにひとりでやろうとするところが田尻さんらしいです」と笑顔。その後、田尻さんと飲みに行った松坂氏は「こういう形でまさか飲むことになるとは思わなかったです。体に気をつけて長生きしてください」とメッセージ入りのボールを手渡した。

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2022年12月30日のニュース