ソフトB・甲斐 今季不振も励みは千賀の存在「夢をかなえるために頑張る姿を見ていたのでうれしく思う」

[ 2022年12月22日 05:01 ]

<ソフトバンク契約更改>今シーズンを振り返り悔しさをにじませる甲斐(撮影・岡田 丈靖)
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 現状維持の年俸2億1000万円でサインしたソフトバンク・甲斐は「結果が全てですし、チームの足を引っ張ったのは間違いない。何も貢献できなかった。申し訳ない思い」と自戒を込めて話した。今季は正捕手として130試合に出場も打撃不振に苦しみ、打率.180、1本塁打、27打点にとどまった。終盤は代打を送られることも多かった。ダウン覚悟で臨んだが、守備面や若手が多い投手陣を引っ張った点などを評価され、「来年しっかりと取り返さないといけないと思っている」と決意を述べた。

 励みもある。育成同期入団の千賀の大リーグ・メッツ入団を「夢をかなえるために頑張る姿を見ていたのでうれしく思う。一緒にやってきた仲間が違うところに行くのは寂しいけれど」と話した。

 何度もバッテリーを組んで、時には励まし合ってきた。「そういった存在がいなくなる。自分自身もいろいろな面でチャレンジしていきたい」と来季の巻き返しを誓った。

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