「早大三羽がらす」楽天戦力外・福井優也、斎藤佑樹氏と語る「12年前のドラフトの真実」

[ 2022年12月22日 11:00 ]

今季限りで楽天を戦力外となった福井優也投手のもとに、盟友・斎藤佑樹が駆けつけた(C)TBS
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 今季限りで楽天を戦力外となった福井優也投手(34)が、27日放送のTBS特番「プロ野球戦力外通告」(後11・00)に出演する。番組では、盟友で元日本ハム投手・斎藤佑樹氏との対話に密着し「12年前のドラフトの真実」など知られざる物語を追う。

 福井は早大時代、斎藤佑樹、大石達也とともに「早大三羽がらす」と呼ばれ、東京六大学リーグで通算11勝をマーク。10年ドラフト1位で広島に入団した。19年に楽天へトレードで移籍し、プロでの12年間を毎年1軍で活躍したが、今季戦力外に。34歳の福井は「まだ自分は出来る」と信じ、NPB復帰を目指す。

 そんな福井の元に、盟友・斎藤が駆けつけた。学生時代からライバルとして意識し合ってきた2人は、この日、何を語るのか。そして、いま明かされる12年前のドラフトの真実とは。また、番組では、2歳になったばかりの愛娘のために挑んだ運命のトライアウトに密着する。

 そして、戦う男がもうひとり。26年ぶりの日本一に輝いたオリックス。その記念すべき年に、長年中継ぎ投手としてチームに貢献してきた海田智行には非情な宣告が下された。現在35歳の海田は、2012年にドラフト4位でオリックスに入団。今季までの11年間、オリックス一筋のプロ生活を続けてきた。5年前に結婚した妻、そして4歳と今年生まれたたばかりの幼子2人ために、“明日”を掴み取る闘いに密着する。

 今回の放送で19回目を迎える、戦力外通告を言い渡されたプロ野球選手とその家族の姿を追うドキュメンタリー。高橋秀光プロデューサーは「己の“身ひとつ”で人生を切り開いてきた男たちが岐路に立たされた時に見せる“表情”、そして発する“言葉”に是非注目して見ていただきたいです」と呼びかけた。

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