阪神・佐藤輝は来季“爆発”します! 糸井氏の予言に「40本、50本打てるバッターに」

[ 2022年12月22日 05:14 ]

ファイテン主催のファンミーティングで糸井氏(右)に花束を手渡した佐藤輝(撮影・北條 貴史)
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 阪神・佐藤輝明内野手(23)が21日、契約する健康化学メーカー・ファイテン社のファンミーティングで今季限りで現役を引退した糸井嘉男氏(41)と再会し、来季3年目の爆発を予言された。村神様”ならぬ“輝様”への進化に太鼓判を押され、期待に応える飛躍を誓った。

 佐藤輝は来季が勝負の年だと自覚するからこそ、言葉にも熱がこもった。

 「1、2年目といい感じではきていると思う。本当にいい感じできているかどうかは、3年目にかかっていると思うので“爆発”します!」

 近大の大先輩としても背中を追い続けてきた糸井氏から「爆発の時がきたんじゃないかな~!20本も2年連続で打っているし、かと言ってまだ爆発はしていない」と素質開花を予告された。

 「“村神様”ばりに輝様で。やっぱりギータ(ソフトバンク・柳田)の若い頃を見てますけど、同じような衝撃を受けましたし、ルーキーの時の前半のままいったら、ホンマ村神様ばりにいくんじゃないですかね」

 ヤクルト・村上も1軍定着したプロ2年目の19年を起点にすれば“3年目”の21年に初の本塁打王に輝き、今季は令和初の3冠王へ飛躍。同じように階段を上がれる…と背中を押された。

 「1年目に比べたらマシになっていますけど、本塁打が出ない時が長引いたり。そこを超えたら30、40本が見えてくる」。2年続けて夏場に陥った不振期の短縮を課題に挙げ、「いずれは40、50本打てるバッターにならないといけないと思う。来年爆発するのが一番ですし、目指して頑張ります」と誓った。“超人”の思いも胸に限界を突破したい。(阪井 日向)

 【爆笑エピソードも出た】佐藤輝がファンからの質問で、糸井氏の“爆笑エピソード”として挙げたのが昨年6月8日の日本ハム戦(札幌ドーム)だ。「面白いというか、さすがやなと」。一塁走者でスタートを切って打者ファウルで帰塁した際に二塁塁審と激突。糸井氏は「あれはホンマに痛かったと思う。でも、その後、審判の方に“糸井くんのおかげでヤフーニュース載ったよ”って喜ばれた」とオチを付けて笑いを誘った。

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2022年12月22日のニュース