レッドソックス移籍の吉田正尚が会見 オリックスでの7年を回顧「最初は苦しい時期もありましたし…」

[ 2022年12月22日 15:12 ]

<吉田正尚会見>会見で笑顔を見せる吉田正(撮影・北條 貴史)
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 オリックスからポスティングシステムを利用し、レッドソックスへの移籍を決めた吉田正尚外野手(29)が22日、大阪・舞洲の球団施設で記者会見に出席した。

 「ほんとうに名門のチームですし、たくさん日本人の選手がプレーしていた姿をテレビではたくさん見ていましたので、その一員になれるということは非常に光栄です」

 日本時間16日に本拠地ボストンのフェンウェイ・パークで入団会見に臨んだ。米メディアによると5年契約の総額9000万ドル(約123億3000万円)の大型契約で、日本から移籍した野手ではカブスの鈴木誠也外野手を上回る歴代最高額。オリックス在籍の7年間を「優勝を2年連続しましたし、その中でいろんあことがありました。最初は苦しい時期もありましたし、自分自身もケガもありました。そういうところで頑張れたのがつながっていくんだなって、今になって分かることもあるし、まだ分からないこともある」と回顧し、「声援は耳に届きますし、すごく感じます」と応援してくれたファンへ感謝を述べた。

 また、来年3月のWBCについては「自分としては出場したいという気持ちではいるんですけれども、球団の方の考えもありますし…。1年目スタートの前に、一番ピークを持ってきて、そこから160近くのゲームをこなしていくっていうリスクもある。自分だけの考えではできない」と話した。
 

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2022年12月22日のニュース