23年は超豊作ドラフト 国学院大の149キロ左腕・武内夏暉がプロ志望表明「勝負の1年」

[ 2022年12月22日 17:42 ]

プロ志望を表明した武内夏暉(撮影・柳内 遼平)
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 今秋の東都大学野球リーグ戦で優勝した国学院大が22日、同校で行われた練習を公開し、身長1メートル85で最速149キロの武内夏暉投手(3年)がプロ志望を表明した。今年は飛躍の1年となり「この1年間で成長できた。日本一は達成できなかったので自分たちが導けるように頑張りたい」と語った。

 今秋は2完封を挙げるなど無傷の4勝だった左腕は「ずっとプロを目指しています。先発した試合は全部勝ちたい」と言葉に力を込めた。

 来年のドラフト戦線は高校、大学、社会人の全てのカテゴリーで有力選手がひしめき、花巻東・佐々木麟太郎内野手、東洋大・細野晴希投手、ENEOS・度会隆輝外野手らが1位候補に挙がる。

 1学年先輩の右腕・田中千晴は今秋ドラフトで巨人から3位指名を受け「目の前で田中さんがプロに行った。勝負の1年だと思っています」と武内。夢のプロ入りへアピールを続ける。

 ◇武内 夏暉(たけうち・なつき)2001年7月21日生まれ、福岡県北九州市出身の21歳。折尾東小3年時に東筑ファイターズで野球を始め、折尾愛真中では軟式野球部に所属。八幡南(福岡)時代は最速137キロで甲子園出場なし。50メートル走6秒3。遠投95メートル。憧れの選手はDeNA・今永。1メートル85、90キロ。左投げ左打ち。

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