オリックス・宮城「トッププレーヤーの中でやりたい」WBC意欲 「宮城大弥基金」支援の輪広げるためにも

[ 2022年12月12日 05:00 ]

子供たちとふれあう宮城(撮影・岸 良祐)
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 オリックス・宮城が大阪府茨木市で行われた野球教室に参加し、今年9月に設立した「宮城大弥基金」の支援の輪を広げるためにも、来年3月のWBC出場へ意欲を示した。

 「まずはトッププレーヤーの中で一緒にやりたいというのがあります。そこを目指しつつ、基金の方にも気にかけてもらえたら、うれしいですね」

 社会貢献活動を目的に、父・享さんを代表理事として一般社団法人を設立し、今月1日から募集をスタート。貧しい少年期を過ごした自身の経験を踏まえて故郷・沖縄のアスリート支援に活用するもので、自身も来季の奪三振数などに応じた寄付金を検討している。左腕が日の丸を背負い世界の舞台で活躍することは、同基金の認知度アップにつながるはずだ。

 「一つでも多く手助けが、できればいいなと思います。野球だけでなく、いろんなスポーツで。(経済事情などで)難しい人もたくさんいると思うので」と宮城。社会に寄与する意義深い上昇曲線を描いていく。(湯澤 涼)

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