ソフトB・秋吉 トライアウト「足が震えた。1軍のマウンドより緊張した」も宝刀スライダーで持ち味見せた

[ 2022年11月8日 11:44 ]

12球団合同トライアウト ( 2022年11月8日    楽天生命 )

<12球団合同トライアウト>登板する元ソフトバンク・秋吉(撮影・沢田 明徳)
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 戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウトが8日に開催され、ソフトバンクから戦力外となった秋吉亮投手(33)が参加した。

 巨人・平間から外からのスライダーで見逃し三振を奪うと、元楽天・田中を遊ゴロ。ヤクルト・中山には右前打を浴びたが、打たせて取る内容は見せた。

 秋吉は「ホークスに途中加入したんですが、チームの力になれなかった。まだ野球がやりたいし、投げたいという気持ちが強かったのでトライアウト受けました」と経緯を振り返り、「最初足が震えていて、独特な雰囲気があった。シーズンと試合とは違う緊張感があった。思ったように投げられなかったところもある。1軍のマウンドよりも緊張した。初めて、独特の雰囲気だったので」と内幕を明かした。NPB通算381試合、71セーブ、78ホールドと経験豊富な右腕だが、緊張感に包まれたマウンドだったようだ。

 それでも「最初の入りは2ボールになったけど、逃げるボールとかも投げられた。やりたいことはやれたし、持ち味は出せた」と内容的には満足感を見せていた。

 秋吉はパナソニックからドラフト3位で14年にヤクルトに入団。18年オフにトレードで日本ハムに移籍し、昨年オフにノーテンダーFAで自由契約となった。その後、独立リーグ・福井を経て、7月にソフトバンクに入団したが、今季は2試合登板のみだった。

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