阪神・牧が現役引退「“もう1回”という気持ちは沸いてこなかった」プロ5年で1軍登板ゼロも悔いなし

[ 2022年11月8日 08:50 ]

阪神・牧
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 阪神から戦力外通告を受けた牧丈一郎投手(23)が現役引退することを決意した。

 「悔いはないです。プロに入って成功体験もなかなかなかったので戦力外を通告された時に“もう1回”という気持ちは沸いてこなかった。野球は引退します」。この日、早朝に自身のインスタグラムも更新。幼少期に初めて背番号をもらった時の写真とともに「トライアウトに関しては受けないことを決めました。僕は野球が大好きです。大好きだからこそ自分自身でしっかりと考えた決断です。自分の今後についてはまた決まり次第報告させていただきますので、もし良ければ今後もこちらのアカウントで僕の第二の人生を見届けていただけたら嬉しいです。このアカウントをフォローしてくださっている皆さんを含め、今まで出逢った全ての方々に感謝します」とつづった。

 牧は啓新高校から17年のドラフト6位で入団。プロ通算5年で1軍での登板はなかった。今後は野球とは別業界での挑戦も視野にセカンドキャリアを築いていくつもりで「阪神で関わったすべての人に感謝しています。素晴らしい時間でした」と話した。

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2022年11月8日のニュース