日本ハム1位の日体大・矢沢 まさかの幕切れに「涙も出ない」 制球苦しんだ4回1/3投げ3死球5失点

[ 2022年11月8日 04:00 ]

関東地区大学野球選手権 準々決勝   日体大1-6上武大 ( 2022年11月7日    横浜 )

<日体大・上武大>5回、上武大・小山の適時二塁打で追加点を奪われた日体大・矢沢(撮影・島崎 忠彦)
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 日本ハムからドラフト1位指名を受けた日体大の二刀流左腕・矢沢が、悔しい敗戦で大学野球を終えた。

 明治神宮大会出場権をかけた関東地区大学野球選手権の初戦。上武大との準々決勝で先発も、4回1/3を5安打5失点。3死球を与えるなど直球の制球に苦しみ「マウンドに(感覚が)合いにくかった。涙も出ないくらい悔しい」と話した。試合はDH制で、降板後はDHを解除して野手で出場を続けることなくベンチに下がった。

 藤嶺藤沢(神奈川)時代に指名漏れを経験し、投打ともに大学トップクラスに成長してつかんだドラフト1位の夢。古城隆利監督は「エースとして2年間投げてくれた。成長を感じます」と称えた。プロでも投打でフル稼働を目指し「野球人として、ここからだと思います」と前を向いた。(柳内 遼平)

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2022年11月8日のニュース