NTT東日本が初の決勝進出 8年目・沼田優雅が初回1死満塁から好救援

[ 2022年11月8日 21:42 ]

社会人野球日本選手権準決勝   NTT東日本4―2三菱重工East ( 2022年11月8日    京セラD )

<三菱重工East・NTT東日本>初回、2死満塁から登板したNTT東日本・沼田(撮影・後藤 正志)
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 第1回大会にも出場したNTT東日本(当時は電電東京)が初の決勝進出を果たした。

 初回に1点を先制され、なおも1死満塁のピンチで左腕の沼田優雅(29=立正大)が救援。注文通りの遊ゴロ併殺打で切り抜けると、わずか37球で4回2/3を無失点と立て直した。

 打線も沼田の生み出したリズムに乗って3回に追いつくと、4回には「7番左翼」の火ノ浦明正(25=専大)のスクイズで勝ち越し。5回にも「4番右翼」の向山基生(26=法大)の左前適時打などで2点を挙げ突き放し、三菱重工Eastの反撃をしのいだ。

 沼田は天理で中村奨吾(現ロッテ)と同期の8年目。地元・大阪出身で、日本選手権ではうれしい初勝利が初の決勝進出につながった。「投手陣がみんないいので、後ろにつないだら勝てるという気持ちをみんなが持っている」。都市対抗では2度の優勝を誇る名門が、9日の決勝でもトヨタ自動車を破って2大大会制覇を狙う。

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2022年11月8日のニュース