日本生命、都市対抗準V東京ガスに完封負け 池田高OB梶田監督「やまびこ魂」で名門復活へ意欲

[ 2022年11月5日 21:32 ]

社会人野球日本選手権2回戦   日本生命0─3東京ガス ( 2022年11月5日    京セラD )

<東京ガス・日本生命>2回戦で破れ応援団にあいさつする日本生命ナイン(撮影・奥 調)
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 就任1年目を終えた日本生命・梶田茂生監督は「試合は3―0だけど、この差をいかに埋めるか」と都市対抗準優勝の東京ガス相手の零敗を受け止めた。

 相手を上回る9安打を放ち、先頭打者が4度出塁しながら3併殺で逸機した。1点差の3回無死一塁では9番で強攻し、二ゴロ併殺。それでも「ずっとこの形で戦ってきた。選手にいつもと違うことをさせるつもりはありません」と目指す野球にブレはなかった。

 徳島・池田高で86年春に甲子園優勝するなど豊富な経験を買われ、ヘッドコーチから昇格したが「ヘッドは進言するのが役目、監督は決断する立場。広い視野をもっと持たないといけない。私はまだ狭いと思う」と課題を挙げた。

 2安打したルーキーの1番・藤本舜外野手をはじめ、1、2年目の選手がスタメンで5人と若返りは進んだ。「いい経験になったはず」と梶田監督。名門復活はこれからだ。

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2022年11月5日のニュース