日立製作所8強入りならず 4番・大塚悔し涙「責任を果たせなかった」

[ 2022年11月5日 17:32 ]

社会人野球日本選手権2回戦   日立製作所1─2三菱重工West ( 2022年11月5日    京セラD )

<三菱重工West・日立製作所>5回、根来の打球を日立製作所の左翼・大塚が好捕(撮影・奥 調)
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  勝てば15年の41回大会以来の8強だったが、1点及ばなかった。日立製作所の4番を務めた大塚直人外野手(33)は「自分のせいで負けてしまった」と悔し涙を隠さなかった。

 先発・鮫島に対して3打数無安打2三振。「チェンジアップにやられました。真っすぐと同じ出どころで、振りに行って気づく感じだった。守っても4回のヒットを二塁打にしてはいけなかった」と唇を噛みしめた。

 1回戦で送球の際に右肩を痛め、万全な状態ではなかった。「4番は外せない。行ってくれ、と無理をさせた」と和久井勇人監督も負担をかけたことを認めた。

 「肩のこともあるけど、これで現役を終わるかも、というつもりで臨んでいた。大事な大会で迷惑をかけてしまった」と社会人11年目の主砲は責任を強く感じていた。

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2022年11月5日のニュース