元日本ハム・田中賢介氏が加藤豪にエール 背番号3の後継者へ「僕以上の活躍を」

[ 2022年11月5日 13:13 ]

セレモニーでの始球式で打席に立った元日本ハム・田中賢介氏
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 日本ハムのスペシャルアドバイザー(SA)を務める田中賢介氏(41)が5日、かつて日本ハムでの18年間を通して背負った背番号「3」の後継者にエールを送った。

 前日4日に入団が決まったドラフト3位・加藤豪将内野手(28=前メッツ傘下3Aシラキュース)の背番号が「3」に決定。今朝のテレビ番組で背番号を知ったという田中氏は「お!背番号3なんだと思って。今セカンドがぽっかり空いている状態なので是非、僕以上の活躍をして欲しい」と期待を込めた。

 田中氏も12年オフに海外FA権を行使し、ジャイアンツとマイナー契約。日本と米国の野球の違いを肌で感じてきた。前日の入団会見で加藤豪は日本の野球を「別のスポーツ」と表現しており、田中氏は「練習方法、戦術、球種、ストライクゾーン、変化球の多さも違う。全く別のスポーツ、という風に捉えるくらいの気持ちでやるのはとても良いこと。最初慣れるまで時間はかかるが、慣れてしまえば大丈夫」と、太鼓判を押した。

 この日は道内の少年野球場を修繕、整備していく「ダイヤモンド・ブラッシュ」プロジェクトの活動で、新たに改修工事が完了した札幌市南区の中ノ沢少年野球場のセレモニーに参加。「僕はこのプロジェクトが1番好き。子供たちの環境が整うのは重要であり、私たちが旗振り役として続けて行きたい」と話した。

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2022年11月5日のニュース