侍ジャパン栗山監督初陣飾る 初選出の牧が攻守で大活躍 村上も4番初アーチで勝利に貢献

[ 2022年11月5日 16:23 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表5―4日本ハム ( 2022年11月5日    東京D )

<侍・日>勝利の喜びを分かち合う牧(右)ら侍ジャパンナイン(撮影・木村 揚輔)
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 野球日本代表「侍ジャパン」の強化試合は5日、東京ドームで初戦が行われ、栗山英樹監督(61)が昨季まで10年間指揮を執っていた日本ハムと対戦。侍ジャパン初選出となったDeNA・牧秀悟内野手(24)の攻守にわたる活躍で1点差勝ちを飾った。

 6年ぶりに行われる来年3月の第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を控え、栗山監督の初陣となった一戦。初回、1番・近本(阪神)が右前打で出塁すると、二盗成功に敵失も絡んで無死三塁とし、2番・近藤(日本ハム)の左犠飛で幸先良く先制に成功した。さらに3番・牧(DeNA)が侍ジャパン初打席で左中間スタンドへ1号ソロ。初回に2点を先取した。

 先発右腕・石川(ソフトバンク)が3失点して逆転された直後の4回には6番・森(西武)が右翼スタンド上段へ逆転の1号2ラン。6回には村上(ヤクルト)が侍ジャパン4番として初アーチとなる1号ソロを右翼スタンド中段へ叩き込み、2点差とした。

 8回には3番手左腕・森浦(広島)が3連打で1点差に迫られたが、なおも続いた無死一、二塁のピンチで上川畑の送りバントを直接捕球した牧が落ち着いたプレーで三重殺(トリプルプレー)完成。最後は守護神・大勢(巨人)が締めくくって1点差を守り切った。

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