日本ハム新庄監督が杉谷にエール「愛されることは一番」「どんどんテレビに出て」「いつか恩返しを」

[ 2022年11月5日 18:07 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本ハム4―5日本代表 ( 2022年11月5日    東京D )

<侍・日>7回、現役最後の打席を終えて新庄監督とハグする杉谷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 日本ハムの新庄剛志監督(50)が5日、侍ジャパンとの強化試合後に、現役最後の打席に立った杉谷拳士内野手(31)にエールを送った。

 新庄監督は、7回無死一塁、阿部の代打で杉谷をコール。杉谷は右飛に終わったが、ベンチに戻ってくる際に優しく抱きしめた。試合後には、日本ハム、侍ジャパンの両軍の胴上げもマウンドまで来て見守った。

 「できたら1死満塁とか、1死二、三塁という場面でいかせたかったんですけど、杉谷君の希望で7回1死からいかせてくださいということで。ああいう打席になりました」と新庄監督。杉谷という選手について「調べたら14年で214本くらいしか打っていないんですけど、やっぱり愛されるということは一番ポイント。バラエティーに出て杉谷君のその明るさを表に出してみんなに愛されて。ああいうテレビというものはすごく大事であって、愛される、一つのポイントだと思うから。うちの選手も杉谷君を見習って、どんどんどんどん自分をアピールして、愛される選手になってもらいたいし、杉谷君には本当に14年間お疲れさまでしたと言いたいですね」と語った。

 「次のステージからの方がお金が稼げるのでね(笑い)。とんねるずのタカさん(石橋貴明)も第1指名するということを言っていたので、競争は激しいんじゃないかなと」と話した上で「どんどんテレビに出てもらって、彼の素晴らしい。元気な部分だけじゃないんですよ、彼は。すごく真面目にやって、人のことも考えて、いろんな杉谷君がいるので。そのいろんな杉谷君をこれからはアピールというか、普通に出してくれたらどんどんどんどん新しい杉谷君が生まれてくれると思うので。そこから、最終的にはもう一回ユニホームを着て、恩返しをしてもらえたらうれしいなと思います」とエールを送った。

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