高校野球未経験の慶大「清原ジュニア」が初のベンチ入り 優勝懸かる早慶戦

[ 2022年11月5日 14:42 ]

東京六大学秋季リーグ戦   慶大―早大 ( 2022年11月5日    神宮 )

<東京六大学野球 慶大・早大>ベンチ入りする清原(中央)=撮影・郡司 修
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 東京六大学の秋季リーグ戦は2位慶大と3位早大による最終週の初戦が5日、神宮で行われる。

 慶大は「早慶戦」で勝ち点を獲得すればリーグ優勝が決まり、早大が勝ち点を奪えば首位・明大の優勝となる。

 その大一番で慶大の清原正吾内野手(2年)がリーグ戦初のベンチ入りを果たした。

 西武、巨人などで活躍し、プロ通算525本塁打を放った和博氏(54)を父に持つ1メートル86、90キロの大型内野手。中学、高校では野球部に所属していなかったが、慶大で急成長を見せている。

 6月に行われた東京六大学野球のフレッシュトーナメントでは「4番・一塁」として2戦連続タイムリーを放つなど猛アピール。父譲りの勝負強さを発揮して秋季リーグ戦の最終週で見事にベンチ入りを果たした。

 ◇清原 正吾(きよはら・しょうご)2002年(平14)8月23日生まれ、東京都出身の20歳。小3から「オール麻布」で野球を始め、中学ではバレーボール部、慶応高ではアメリカンフットボール部に所属。慶大で硬式野球部に入部した。一塁のほか三塁、外野もこなす。1メートル86、90キロ。右投げ右打ち。

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