巨人・畠 2イニングを3K無安打無失点で3勝目「流れをやらないように、頑張って腕を振りました」

[ 2022年9月21日 22:36 ]

セ・リーグ   巨人2―1DeNA ( 2022年9月21日    横浜 )

<D・巨>巨人2番手の畠(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の畠世周投手(28)がDeNA戦(横浜)で5回から登板し、2イニングを3奪三振無安打無失点に抑えた。DeNAの反撃の流れを断ち、今季3勝目を挙げた。

 試合後の畠との一問一答は以下の通り。

 ――流れがどっちに行くか分からない場面での登板。

 「流れをやらないように心がけて、頑張って腕を振りました」

 ――2回無失点3奪三振。

 「反省する点は何個かあるんですけど、そのなかでゼロでいけたっていうのは良かったんじゃないかなと思います」

 ――反省点とは。

 「何球か甘いボールが行っていたので、一発打たれたら同点の場面だったので、そういうのをどんどん減らしていけたらいいなと思います」

 ――まとまったイニングを投げるのは久しぶり。

 「そこはあんまり考えずにやっていきました」

 ――カットボールを多用した。

 「真っすぐがほかのピッチャーに比べて全然なので、そのへんが真っすぐをよく見せられるようにというのを考えながら投げさせていただきました」

 ――春は150キロ出ずに2軍の時期もあった。どこに重点を置いて復調したか。

 「真っすぐの質が戻るようにって言うことと、できるだけ真っすぐを速く見せられるような投球をしていきたいな、というのを考えてやらせていただきました」

 ――真っすぐを復活させるときにどんな練習メニューを。

 「まあいろいろしたんで、これっていうのはちょっと答えづらいですけど、いろいろやりました」

 ――例えば?

 「フォームチェックから、しっかり腕が触れるようにと。18メートルの距離じゃなく、長い距離をっていうイメージでやりました」

 ――今は真っすぐのキレがもどったのか、それとも速く見せることができているのか。

 「両方じゃないかなと思っています」

 ――2軍に落ちたのはチームも苦しい時期、1軍に上がれないもどかしさもあった。

「うまく思い描いたようなことができなかったり、そういう部分では悔しい思いをしました」

 ――救援陣がつないでいる。ブルペンの一体感がある。

「鍵さん、高梨さんが引っ張ってくれているので。そこにおんぶにだっこじゃなくて、自分もそこに必死についていこうという思いでやっています」

 ――甲子園では糸井さんも引退試合、東京ドームでは何を話した。

 「19年間お疲れさまでしたってことをまず始めに。で、あとは雑談だったんで何とも言えないですけど。糸井さんらしかったですね」

 ――今後の意気込み。

 「登板試合数も少なく、チームの役に立てていなかったことが多かったので、残り数試合になりますけど、チームに貢献できるように頑張っていきたいなと思います」

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