【糸井引退会見から一問一答】ボディービルダー?ユーチューバー? まだまだ続く超人伝説に爆笑の連続

[ 2022年9月22日 00:30 ]

セ・リーグ   阪神4-10広島 ( 2022年9月21日    甲子園 )

<神・広>セレモニーを終え会見する糸井 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 今シーズン限りで引退を発表した阪神・糸井嘉男外野手(41)が、引退試合となった21日の広島戦に出場。広島・森下から左前打を放つなど見事に有終の美を飾った。試合後の引退セレモニーでも虎党の心に残る感動を届けた。

 以下、引退会見から一問一答。

 ――引退試合、セレモニーが終わった、今どんな思いか。
 「いや、もう、ヒットも打てましたし、勝ちたかったですけど。本当に、きょうのようなあんな盛大に、僕の門出をみんなで祝っていただいて、本当に一生の思い出ですね、はい」

 ――子供の頃からあこがれていた阪神のユニホームを来て、満員のファンがいる甲子園での最後。
 「いや、改めてやっぱりあの声援っていうのは、もうタイガースに来たときから本当に衝撃を受けましたし、感動もしましたし。それがもう聞けなくなるっていうのは、寂しいですけど。本当にきょうも、最後一周しましたけど、本当にみんなの顔が鮮明に見えたというか、しっかりと僕も焼き付けました、はい」

 ――試合では2点を追う五回裏にいつもの「SHAKE」が流れて、ファンは叫び声もあった。
 「いやもう、いつもなら打席に集中してましたけど、きょうはもう、周りを見たり、聞いたり、すべてを感じたいなと思っていましたので、はい。本当にうれしいですし、ここで終われて僕は本当に悔いはないですし、幸せでしたね、はい」

 ――カープの森下投手との対戦。打席を振り返って。
 「はい。森下君も、首を振って真っすぐを投げてくれたので。本当に感謝していますし、状況的にもやっぱり塁に出た方が、いい状況やったので。本当に最後にこのヒット、代打でヒット1本打てたということは、本当に思い出に残ります」

 ――佐藤輝は目の下に数字の7が二つ並んでいた。佐藤輝に言葉は。
 「僕も見てびっくりしたんですけど、、アイツもそういうところがあって、やっぱりめちゃくちゃうれしかったですし。まあ、輝だけじゃなしに、みんなね、10個くらいみんな違うんですけど、ほんまに接しやすくしていただいたし、逆に僕が後輩たちにすごく感謝していますね」

 ――引退セレモニーではファンに直接、思いを伝えた。
 「スピーチに限ってはちょっと、正直、試合どころじゃないぐらいそのことを思っていましたけど、やっぱり最後ね、緊張はしましたけど、伝えられてよかったなと思います」

 ――スピーチの内容はいつ頃から考えたか
 「1週間前くらいですか」

 ――スピーチで「超人伝説には続きがある」と、具体的には。
 「見えています。いやもうね、超人と言われていたので、だらしなくならないように。これからも努力します」

 ――吉田正は大胸筋あたりの話もあった。
 「いや何かもう、泣きそうになったり笑いそうになったりこう、感情がこう(手を波打たせる)ね。本当に、うれしいですね。本当にありがとうございます」

 ――19年間を支えてくれたファン、周りの方へメッセージを。
 「はい、そうですね、本当に19年間長いようで短かったですけど。本当に密でした。いろいろありました。その中でもやっぱり、応援してくださる方が熱い声援をくれたので。ここまで頑張ってこれました。本当にありがとうございました」

 ――糸井さんの筋肉の今後がすごく気になる。
 「それは今言われへん、それは今言われへん(笑)。ステージに立ってるかもしれへんから、ハッハッハッハ(笑)」

 ――ボディービルダーは。
 「なんでやねん! それは今は言われへん」

 ――YouTubeでのトレーニング動画は。
 「何にも考えてないんで、それは。きょうは今後のことはいいじゃないですか」

 ――森下との真剣勝負の中での安打、まだまだやれるという思いは。
 「はい、思ってますね、ハッハッハッハ(笑)。それはやっぱり自分自身、今シーズンだけじゃなくて、近年感じていることもあったので。あとはやっぱり、後輩たちの活躍っていうのがすごく楽しみになっているので、はい。きょうは僕はここで終われて何にも悔いもないですし、幸せです本当に」

 ――超人伝説は続くと。超人という称号を継いでほしい選手は。
 「いや、もう、輝に決まってるんじゃないですか、ハッハッハ」

続きを表示

2022年9月21日のニュース