阪神 甲子園10連勝中の伊藤将がまさかの2回途中KO 西純がプロ初の中継ぎ登板

[ 2022年9月21日 19:29 ]

セ・リーグ   阪神―広島 ( 2022年9月21日    甲子園 )

<神・広>2回1死満塁、降板する伊藤将( 27)の向こうで厳しい表情の矢野監督(右)(撮影・北條 貴史)
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 阪神の伊藤将はプロ入り最短の1回1/3で降板した。2年連続の2桁勝利はお預け。年をまたいで甲子園14試合連続無敗、同10連勝中の左腕が、まさかのKOを食らった。

 2点の援護をもらった2回、坂倉にソロ、小園に2ランを浴びてあっさり逆転を許した。変化球が甘く入ったところを完璧にとらえられ、自己初の1イニング2被弾を食らった。その後も立て直せず、1死満塁としたところで、西純とスイッチした。

 昨季は4戦3勝、防御率1・09と抑え込んだ相手に、今季は過去3試合で防御率7・16と打ち込まれていた。これでこのカード4戦未勝利。セで唯一勝ち星を挙げられていない。

 1死満塁の大ピンチでプロ初の中継ぎ登板をした西純は、マクブルームに犠飛を許したものの、続く松山を打ち取り、1点の失点で切り抜けた。阪神は2点優勢で迎えたこの回に4点を奪われた。

 ▼阪神・西純「初めてのリリーフ登板でしたし、満塁の場面だったので緊張しましたけど、チームが勝つために、とにかく攻める投球をしようと心掛けていました。1点は取られてしまいましたが、何とか粘ることはできたと思います」

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