5位転落でCS崖っ縁の阪神・矢野監督「まあでも、もうやるしかないんで」残り4戦全勝を期す

[ 2022年9月21日 23:05 ]

セ・リーグ   阪神4―10広島 ( 2022年9月21日    甲子園 )

<神・広>敗戦に肩を落とす矢野監督(撮影・大森 寛明)
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 延長11回に一挙6点を奪われるという壮絶な敗戦で、5位に転落した阪神。2ゲーム差を付けられた3位・巨人と残り4試合で逆転を目指す矢野監督は「もう、やるしかないんで」と必死で声を絞り出した。最短で24日にもクライマックスシリーズ進出の可能性がなくなる崖っ縁に立たされた。

 以下、試合後のコメント

 ――試合は残念な結果だが、糸井の一打で流れが変わった
 「うんまあね、ムードを変えてほしいなというのももちろんあったし、実際、変えてくれたんで。追いつけたのかなと思います」

 ――最後の打席であの一打。
 「もちろん球場のムードも、ファンの人がつくってくれたというのもある。嘉男も今日の練習からも、最後だっていうのももちろん分かりながら、バッティング練習もすっごいフルスイングしていたし。その最後の打席にこう…、何て言うのかな、思いっていうのも練習のときからそういう気持ちでやっていたし。実際に打席に立っても、打つというのはもちろんそうかもしれないけど、しっかり振ってやる、フルスイングしてやるという気持ちがああいう結果につながったと思う。それは見ている皆さんにも伝わったと思うんで。嘉男らしい、最後に向こうも真剣勝負の中のヒットというのは、すごく価値のある最終打席になったと思います」

 ――佐藤輝も思うところがある中で好プレーを。
 「まあ守備も良かったし、うん。もう1個、何かやってくれたら、というのはもちろんあるけど、いいプレーだったと思います」

 ――西純矢が慣れないポジションで力投。
 「将司が状態が良くなかったんで、早めに代えるしかないかなというところで。若い選手なんで、いろんな経験は全部プラスになると思うし、踏ん張ってくれたところがあったんで」

 ――湯浅も2イニング。
 「球数も少なかったしね。浜地もちょっと使えそうな感じではなかったんで。そういうところではまたぐしかないかなと」

 ――残り4試合。
「もうね、もう勝つしかないんで。状況が厳しいのは重々分かっているし。今日の1敗も、しかも負けの内容も、えー、何て言うのかな…、もやもやするような負けをつくってしまったんで。まあでも、もうやるしかないんで。それも変わらないんで。頑張ります」

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