ヤクルト優勝マジック2つ減って「4」23日にも連覇舞い! 村上は23打席ノーアーチで59本ペース

[ 2022年9月21日 21:47 ]

セ・リーグ   ヤクルト6ー2中日 ( 2022年9月21日    バンテリンドーム )

<中・ヤ24>9回、空振り三振に倒れ引き揚げる村上(撮影・会津 智海)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)は21日の中日戦(バンテリンドーム)に「4番・三塁」で先発出場。3打数1安打で、1964年王貞治(巨人)が記録した日本選手シーズン歴代最多の55本塁打を並んでから、23打席ノーアーチとなった。

 チームは、最下位・中日に6―2で勝利。マジック対象の2位・DeNAが巨人に敗れたため、リーグ2連覇に向けた優勝マジックは4。最短優勝決定日は前日と変わらず23日となる。

 第1打席は四球で出塁すると、第2打席では3試合ぶりとなる安打をマーク。中日先発の松葉が投じた2球目カーブを捉え力強く右前へ運ぶと、村上は淡々とした表情で一塁に到達。第3打席は、両リーグトップとなる23個目の敬遠が告げられた。

 7回走者なしの第4打席では根尾と対戦。フルカウントからの149キロ直球を見逃し三振すると、村上は悔しそうな表情を浮かべた。9回は森の前に空振り三振。13日の巨人戦(神宮)で55号本塁打を放って以来、23打席ノーアーチとなった。

 今季は4月6日の中日戦(神宮)から同17日DeNA戦(横浜)にかけての46打数ノーアーチが最長。6月30日の広島戦(マツダ)から7月8日の阪神(神宮)の間は37打席ノーアーチだった。

 主砲は、9月に入ってから14戦6発。シーズン60発ペースは割っているものの、10試合を残して現在もシーズン59本ペースを維持。本塁打率は8・29。2011年から3年連続本塁打王獲得し、チーム最強助っ人だったバレンティンが13年に記録したプロ野球記録の60発超えを目指す。

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