元GMが主張、エンゼルスは大谷をウィンターミーテイングのヘッドラインニュースにすべし

[ 2022年9月21日 10:28 ]

 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のジム・ボーデン記者(61)は元レッズのGMで92年から03年の長期にわたりチーム作りを担った経験がある。20日(日本時間21日)「GMは、球団の将来のために、時にはファンに嫌われる決断をしなければならない」とし、このオフに実行されるべき5つのトレードに言及した。

 トップに挙げたのがエンゼルスの大谷翔平。「大谷はこの惑星で最高のプレーヤーで、彼以上の二刀流選手は存在しなかったし、彼ほどフィールド上でいろんなことができる選手はいない。アート・モレノオーナーは球団を売却しようとしているが、サンディエゴのウィンターミーテイングでは彼をヘッドラインにしなければならない」と書く。ナショナルズはフアン・ソトのトレードで、5人のトッププロスペクトを獲得し、再建は加速、早ければ24年には強くなっていると見る。大谷をトレードすれば見返りはソト以上。その理由は大谷は一人二役の選手だからだ。

 加えてエンゼルスはトレード交渉中に、獲得希望球団に大谷との契約延長の話し合いもさせるべきだと言う。そうすれば見返りで最大限のプロスペクトを得られる。交渉相手は優勝を狙える戦力を有し、ファームにもいい若手有望株がたくさんいるチーム。具体的にドジャース、マリナーズ、ブルージェイズ、ジャイアンツ、カージナルス、ヤンキース、オリオールズの名前を挙げた。

 このオフ実行されるべき他のトレードリストは、2番目がブルワーズのコービン・バーンズ投手、3番がレイズのワンダー・フランコ遊撃手、4番がダイヤモンドバックスのケテル・マルテ二塁手、5番がマーリンズのパブロ・ロペス投手となっている。

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2022年9月21日のニュース