落合博満氏、プロポーズは「何回もしたよ」 それでも結婚まで5年かかった信子夫人の思い

[ 2022年9月21日 17:05 ]

落合博満氏と信子夫人
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が21日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。初めて信子夫人(78)と揃って出演し、付き合う以前に起きたある「事件」について語った。

 落合氏は信子夫人と1984年12月に結婚し、1987年に長男・福嗣さんが誕生した。同動画ではたびたび、落合氏の発言について補足のコメントをするなど、声のみの出演で、2人揃っての出演は初めてとなった。年の差があり、落合氏については、知り合った当初は「弟」として見ていたという信子夫人。信子夫人の自宅に遊びに来るようになっても、まだ「私は年上なんで、母性愛っていうか…。ああ、可哀そうなんだ、この人って」とあくまで姉のような感覚で接していたという。

 落合氏は知り合った当初から結婚について「俺は意識してたよ。絶対女房になると思ってたもん」と語ったが、信子夫人は「結婚なんか意識しないよ」と即答した。信子夫人は「私のどこがいいの?こんなにうるさいし、何でもズバズバ傷つくようなことも言うし、今日はもうデートで、電話はお願い、よこさないでって」言ったこともあるという。

 落合氏が「俺にないものがある」と信子夫人に言ったことがあるという。スタッフが「それは何だったのか」と聞くと、落合氏は「決断力だよ」と答えた。これには信子夫人も納得。「嫌なら嫌って言うし、ハッキリ言うし。隠したりだましたりは私しないから」と話すと、落合氏も「俺、優柔不断だから。ははははは」と間髪入れずに語った。

 信子夫人は「正反対な部分があった」と認める。お金を置きっぱなしにしていたところ、落合氏が「きれいに揃えてくれた」という。その上で、「“あのな、お金っていうのは、グチャグチャっとこう置くもんじゃない。きちんとキレイにこうやってしなきゃ”なんてね。この人は数字とかお金とか几帳面なんだなっていうのを感じた。自分にないものだよね」と語った。その関係は結婚してからも続いている。落合氏は「銀行関係とか税務署関係、全部俺がやってるよ」と明かし、信子夫人も「私は数字のことは(全然)だから、良い感じでデコボコが何となく合ったっていうことだろうね」と呼応していた。

 ただ、プロ入り後すぐに知り合ったにもかかわらず、結婚するまでは5年かかった。スタッフが「結婚の話をしていたのか」と聞くと、落合氏は「何回もしたよ」と話した。3年目の1981年に落合氏が初めて首位打者のタイトルを獲得したが、信子夫人は「結婚はもう早めに言ってくれたよ。だけど、私は、自分の持ってるもの目当てかなって思っちゃうよ。だって私の立場にしてみたら9つも(年が)違ってよ、私が持ってるものを全部、こうなるな(半分)って思うじゃん」と率直な思いを口にしていた。

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2022年9月21日のニュース