日本ハム打線「きつねダンスDAY」にコン、コンと初回6安打4得点で快勝　清宮「きつねパワー」

パ・リーグ   日本ハム4ー0ロッテ （ 2022年9月19日    札幌D ）

＜日・ロ＞スタンドのファンに手を振る清宮ら（撮影・高橋茂夫）
Photo By スポニチ

　コン、コン、コンと日本ハム打線が「きつねダンスDAY」で快音を響かせた。

　試合前に「きつねダンス」の原曲「The　Fox」を歌うノルウェーの人気兄弟コメディアン「Ylvis」（イルビス）が来日して生歌を披露。アップテンポな曲の余韻冷めやらぬ初回に打線が爆発した。パフォーマンス中に飛び跳ねてノリノリだった1番・清宮が左中間フェンス直撃の二塁打で弾みをつけると、細川はセーフティーバントで内野安打として一、三塁を演出。Ylvisのファーストピッチセレモニーではきつねのしっぽ姿で捕手役を務めた松本剛が三遊間を破る適時打を放ち、打者3人であっさり先制した。その後も攻撃の手を緩めず、近藤、宇佐見の適時打、木村の中犠飛で計4点を奪った。

　打線に火を付けた清宮は「みんなで踊って楽しかった。きつねパワー。試合中、きつね一色だった。ここぞとばかりにつぎ込んできて、1人ですげえなって思いました。こういう日に勝つのは大切ですね」と笑顔。松本剛は「ファンもきつねを見にたくさん来てくれて、そのおかげで僕らも凄いモチベーション高く試合できたので、きつねのおかげだと思います。選手の協力もあってここまで広がってくれたのはうれしく思う。チームの成績はこう（最下位）ですけど、ボスのおかげで注目を浴びていますし、またきつねで注目を浴びた。来年こそは野球で注目を浴びたい」と話した。