オリ・中嶋監督 劇的サヨナラ勝ち「誰一人、諦めていませんでした」 逆転Vへ「もう1回チャンスある」

[ 2022年9月19日 19:10 ]

パ・リーグ   オリックス6-5ソフトバンク ( 2022年9月19日    京セラD )

<オ・ソ>延長10回2死満塁、サヨナラ打を放った宗(手前)と抱き合う中嶋監督(撮影・坂田 高浩)
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 オリックスが来た!19日のソフトバンク戦は、敗色濃厚だった9回に同点に追いつき、延長10回にサヨナラ勝ち。首位ソフトバンクとの天王山3連戦で3連勝を飾り、ゲーム差を0とした。

 1点差を追う土壇場の9回、先頭の若月が四球で出塁すると、続く福田が左前打で一、二塁。モイネロを攻め立て、2死から吉田正をついに同点適時打を放った。さらに延長10回、相手の失策もあり2死満塁の絶好機をつくると、宗がレイからサヨナラ打を放ち、ついに試合を決めた。

 オリックスの中嶋監督は、7回以降、無失点でつないだ救援陣に「よくしのいで頑張った」と話し、9回の同点劇からサヨナラ勝ちへつないだことに「ベンチも誰一人、諦めていませんでしたし、絶対にひっくり返すという気持ちでいましたので、非常にいい感じですね」と選手たちを称えた。

 天王山での3連勝で、ついにゲーム差なし。同監督は「まあ、そこを目指してやってきたんですけど、終わったわけではないので。この3連戦、何とかホークスに付いていきたいなと思っていたんですが、それができて、もう1回チャンスあると思っています」と、逆転Vに望みをつなぎ、次を見据えていた。

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